Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

西岡剛選手

ファンタジスタ
サッカーで、創造性に溢れたプレイを繰り出し、観衆のド肝を何本も引っこ抜き、フィールドを夢色に染め抜くことのできる選手の呼称。技術が高いとかチームに貢献しているとかってのとは別次元の問題と思われる、っていうか思う。

昨日、幕張海浜水兵隊*1VS所沢白獅子團*2による、パシフィックリーグ1位の福岡若鷹軍団*3への挑戦権を得るための決戦第1戦を見に、幕張の千葉マリンスタアムに行ったことは記憶に新しい。

今年のマリーンズの躍進については別項で述べられたら述べるとし、今日は書くよ俺はファンタジスタについて!

先述の通りファンタジスタってのはサッカー選手に使われる言葉で、アレッサンドロ・デルピエロとかロナウジーニョなんかがその代表的な選手なんだろうけど、さておき僕ぁね、マリーンズの西岡選手を見ていて、彼はファンタジスタだなと思ったンだ。

昨日の試合は、海抜ゼロの男、渡辺俊介と、松坂大輔の投げあいで1対1の硬直状態のまま7回まで進んだわけだけど*4ヒットを1本も打てなかった西岡選手はしかしその守備により僕のハートを一瞬で溶かしてそのあと再度氷結させちゃったンだよ!つまりは僕のハートの今のこのシャーベット状態の原因ってのはね、そうさ、そうなんだ、西岡選手のプレイなんだ、その美しく猛々しいプレイさ。

ショートを守る彼はね、7回、結果的には先発の俊介が投げた最後のイニングになったンだけどね、3つのアウトを全部さばいたわけ、ショートゴロをね。ファインプレイもあって、本当に投手戦っていう静の状態の続く試合において、動の守備で魅了することのできる選手だなぁってな具合でね、本当に感激しちゃったよ!

ヤクルトスワローズのショート宮本慎也だって上手だし玄人を唸らせる守備を見せるわけだけど、唸りはせど感激して叫び出したりはしないもんね、僕ァ。神宮で夏に見たンだけど*5

でね、まぁ野球においてファンタジスタって言葉は使わないンだろうけどね、僕ァ氏にその称号を与えたいンだ。

「甲子園につれてって!」

これは誰の言葉かな?一説によれば南ちゃんが達也くんに言った言葉らしいし*6、もしかしたらそんなの嘘っぱちかもしれないンだぜ、実際のところ。
でもね、俺は思ったね、いや、言いたいンだ、西岡選手にそう言いたいんだ!*7

*1:千葉ロッテマリーンズ

*2:西武ライオンズ

*3:福岡ソフトバンクホークス

*4:もちろん、野球ってのは静と動のコントラストがはっきりすればするほど良いゲームなわけで、そういう意味で昨日のゲームは実に素晴らしかったのだ!

*5:観戦したのは交流戦千葉ロッテマリーンズ

*6:漫画『タッチ』にて

*7:セントラルリーグ覇者の阪神タイガースの本拠地は御存知、ベースボールの聖地「甲子園」。セの覇者と対決するために千葉水兵隊は所沢獅子團を退けた後、福岡に乗り込んで敵地で若鷹軍団を倒す必要があるンだが、ま、そういうこと!