Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

夏の空白 2006

夏の空 / 青い空 / 白い雲

夏の空白

突如生じた夏の空白を埋めるのか埋めぬのか.


ヴェトナム行き直前,
雨季ヴェトナムのスコールばりに突如の暴雨的仕事の降注,強襲!
同時に突発的腰激痛,やむなくチケットはキャンセルの憂き目.
深夜までの労働を終えてシクロならぬ四輪車にて帰還,浴,食,飲,寝.

朝.
目覚めリャ腰痛は準完治.
ヘイ!今頃本当は,夏の青い空を,チャイナエアライン106便の窓から眺めていたはず,そうだろう?ミスターマイセルフ!
だがどうだい,このざまは.
ここはどこだ?ジャパンだ.
ロックインジャパン?いや,ロックのない,ジャパンだ.

仕事と腰痛という激務,激痛が
予定され期待され,あげく雲散した旅のはじまりの朝には,
雲散した.これは皮肉か何なのか.

休暇は確保できたので,ゆっくり過ごすことに決めた.
布団はこの家の主に干してもらい(腰痛再発の誘発を危惧),熱黒豆汁(珈琲)を飲み小麦粉由来の食物(パン)を食し,引っ張り出してきた(引っこ抜いてきた)CD
「SceneⅡ」(歌声の主は高粘性声質で音楽史に名を刻むと同時に永年CHAGEの相棒という世界唯一の役割をしっかり果たしている不惑の男=also known for 筋肉質)*1を聴く.

嗚呼ッ!

本来,南越を満喫し自分をぶっ壊す予定だったんだ.
壊すって言っても肉体表層を覆ってる半透明で薄っぺらい,誤った誇り,あるいは誇りの姿に擬態した偽りの衣,Ko.Ro.Mo!
そういうのを脱ぎ捨てる,さっきのスコール後まだ乾ききらない路上に脱ぎ捨てて目の前にいる野性的な目をした乱髪ベトナム青年との間の一触即発的空気に亀裂を入れる.

鼻歌を歌ってチャリで疾走した釜山郊外の古都,キョンジュ(慶州).あるいは地元のチャリ暴走族を追い抜きまくり赤い風になった,あの蘇州(東洋のヴェニス?ノー!).

オーケー,もう自分の要領の悪さをあれこれ思うのはやめよう.
顔の悪さについて思い煩うのもやめた方が良い.
額から目の周囲にかけて影を落とすことになるだろう.

ベトナム紀行は一転し,夏の空白をいかに埋めるか/埋めないかに費やされる時間となった.

来週半ばから数日,国内を「清春18切符」*2で巡る可能性は74%(何が分子で分母なのか,あるいは水母なのかを尋ねる者は後を絶たない).

既に先ほど,1件予定を確定させた.
これは霊を慰める,あるいは収穫を祝い行われるのとはまた趣を異にした祭であり,各地で行われるロックフェスとも別種ではあるが,両者の中間に属すると言えないこともない,そのような祭だ.

場所は首都,Tokyo.

ここはTokyoだぜ?*3

UFJ銀行の通帳が見当たらない.誰か見つけたら,
ワタシニデンワシテクダサイ.*4

この暑い中,ジャックジョンソンを聴くか,米米を聴くか.
まるで冷やし中華をチョイスするか,それともタイカレーを滝に類した汗を滴らせ食すのかといったセレクションにも似ている.
いずれも効果抜群だろう.

酷暑に疲弊を覚え始めた頃,肉体に清風を送り込むのか
あるいは,ダウンしそうな肉体に活を入れンとスパイシーで濃厚なワイルドサムシングを吸入するのか.

Do You Know 東野純直(Azumano Sumitada)??
Do You Know Ozumano Sumitada ??
Mr.Ozumano is also known as "DJ OZMA".

これにて今日は,筆を置く.
自分の頭上に,そっと.

*1:ASKA

*2:正確には青春18切符

*3:氷室京介

*4:「FUNK FUJIYAMA」米米CLUB