Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

半島を・・・

7時前に家の最寄り駅まで「係長」に来てもらって、そっから武蔵野線総武線で千葉、乗り換えて内房線で館山まで、そこで途中下車。
車窓からの風景もそれなりに楽しんだけどね、日差しを弾いて輝く東京湾が鬱蒼とした緑の間からチラチラ見えるのだとか。でもこの日、つまり8月最終日曜日の27日の睡魔さんはちょっと強力だったなぁ、よく寝ちゃったもんねぇ、外房線に乗ってる間なんかほとんど寝ていたよ。

で、館山。
駅舎がなかなかに良いんだね。オレンジの屋根で。周囲の建物も同じ色の屋根で、壁は概ねクリーム色。駅から砂浜までまっすぐ伸びる舗道の街路樹は南国の樹木。
砂浜は、夏休み期間とはいえ労働者はお休みじゃない月曜日だったんで、人もまばらで海の家はガラガラ。
サザエの壺焼きと名前忘れちゃったけど貝を食べたぜ、佃煮みたいなルックスの黒いのをね。ありゃビールに合うだろうなぁ。
飲むタイミングを逸してその日は野外や電車内じゃ飲まなかったんだ。まぁ悔やんでるってわけじゃないけどね。
数組の家族や若者グループが波と戯れたりBBQ(B.B.Queensの意)やったりってのを見ながらボーっとして、駅へ。

内房線安房なんとかっていう駅まで行って、そこで乗り換えたんだ、何に?外房線に!
そのあたりが房総半島の末端なんだね、鉄道でいえば。

そこから外房線で勝浦まで。で、下車して丁度次の電車まで1時間だからランチでも食うべ、って算段で、うろついて店探して海辺の町をうろうろ。
町好きにはたまんない町なんじゃないかなぁ、ここは。
サーファーなんぞも車で来とった。金物屋とか書店とか、和菓子屋、そんな店の並びはノスタルジックなんだけど、海辺ってことで新鮮な海の幸を扱ってる店の多さが違和感(単なるノスタルジーへのカウンター)あるいは納得感(「海辺だね、やっぱり!」)を喚起したんだ。

で、ランチで入ったのは立派な店構えの「天平」なるお店。
やっぱ海の幸を食うっきゃナイト!ってなるのは当然、係長も乗り気、
で店に入って席に案内されてメニュー渡されたはいいが、・・・・・・・・・

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延々待たされる待たされる注文を取りに来ない、後で行くよって言うからさ、おばさんが、だから呼ぶに呼べないし、でも忘れてるわけじゃないだ、他のお客も待ってるし、待ちきれず帰っちゃった男性もいたくらいさ、こりゃすごいよ、行く人は覚悟が必要だね、待たされる覚悟ってやつがさ。
文庫本でも持っていくと良いんじゃない?そうさなぁ、東海林さだおの本なんていいんじゃない?食を扱ったエッセイあたり最適だろうね、読んだことないけどさ。

17分待ってようやく注文を取りにきたんでね、おばさんが、ふたりしてサザエのかきあげ丼を注文、それからまた待つんだけど、電車のインターバルが1時間だから、こりゃもう1本後のやつになっちゃうなぁ、参ったね、ってことになってしまったわけだ。
で、出ましたよかきあげ丼!すごい!正直サザエの味ってのはわからなかったんだけど、かきあげの厚さがすごい!
流山だか野田だかにあるやよい食堂のカレーやカツ丼も尋常ならぬ分量なんだけど、ここ天平のかきあげ丼のかきあげ、厚さが凄い!
7センチはあるね間違いなく。普通1センチ前後なんじゃないの?凄いぜ!
これで満足だね、味もそりゃナイスだし、迫力が違うからさぁ。

食事の後は時間持て余したりせず、海にも行かず町をぶらついてドブ川やらホテル三日月のの写真撮ったりってな散歩っぽ、で駅前で名産のびわを使った土産のゼリーを購入。
電車に乗って銚子あたりも行ってみたかったが予想以上に遠いってんであきらめたんだ、その日は。
結局まともに途中下車したのは記載した2都市ってこっちゃ。

あ、津田沼もうろついたけどね。

西船橋で晩御飯。南風堂にて飲み、そのあとデニーズでパフェって終焉(おしまい)。

関係ないけど今聴いてるのは懐かしの森高千里
これもね、予想外の効果があったんだ。
実は今仕事場にいるんだけど聴きながらなんてできない!
なぜってそりゃ森高千里の曲そのものが懐かしいのと、歌詞世界が自分の思い出を呼び覚ましちゃうっていうダブルノスタルジー効果!
それで懐かしさっていう素敵な感覚が胸を満たしてさ、仕事も手につかないぜ、
しかたないってことで今これ書いてるってお話。