IXではなくIIです。
私はTVをあまり見ない少年として名を馳せましたが、
TVゲームもほとんどしない少年でした。
そんな私もドラ・クエII発売時には学友たちと共に深夜のディスカウントショップ行列に加わったりしたものです。
言わずもがな親の付添ありで。∵当時は少年だったから。
そんなドラ・クエII（ドラゴンクエストII〜悪霊の神々）のGB版つまり
ゲームボーイ版を先日家族で購入しました。実際は?と?がバンドルされた1本のソフトです。
実はFC版すなわちファミ・コン版（ファミリーコンピュータ版）のドラ・クエIIはあまりの難関さの前に挫け、約10年後、思春期に少年から大人に変わり（※1）、既にFC版のIIIとIVを攻略したその後、ハーゴン征伐の旅に改めて出征したものの、破壊の剣の破壊力はそのままに呪いを無効にし、更に2回攻撃を可能とする、いわゆる「破壊＋ハヤブサ」の剣というものを作り出そうと、既にクッキー（サマルトリア国の皇太子）が常備する1本を所持していたハヤブサの剣を主人公ローレシアの王子用に入手しようとせっせとお金をため、ようやくテパの村で購入、メンバー3人の間で常備できる道具の数が限られており、すでにレベルは20を超え冒険も後半に突入していたために持てる道具の数の上限ギリギリであったためにハヤブサの剣をメンバー間で手渡そうとしたその時！
「クッキーはハヤブサの剣を投げ捨てた」
その瞬間に、こつこつとお金を貯めたその過程がすべて吹き飛び、もはやプレイを続行することは不可能となり、世界はハーゴンに支配されたまま今日に至っていたのです。
あれから40年後・・・・（※2）
一世を風靡し世界中で売れに売れたGBは既にその地位を後進であるダブ・スク、すなわち任天堂ダブル・スクリーン（通常は略してDSと呼ばれる）やプ・ス・ポタ、いわゆるプレイ・ステーション・ポータブル（略称であるPSPがよく用いられる）に譲ったかたちとなっていますが、数年前に友の結婚式二次会のビンゴ大会で無類の強さを発揮して勝ち取った品であるGBA（ゲーム・ボーイ・アドヴァンス）で?がプレイできることを知り、今こそ、発売延期となったIXがDSで発売になる1箇月、今こそハーゴン征伐の旅に！！！！！！
と決意を固め、アマゾンで購入、日々冒険を進め、遂に数時間前にハーゴン、そしてシドーを征伐、世に平和をもたらした次第！
おめでとう！勇者どぜぅ！そしてクッキー＆プリン！
その後、3時過ぎに就寝、興奮のあまり5時に起床し軽食を摂り、ウォーク＆ランをしに明け方の街に飛び出しました。
帰宅しシャワーを浴びて出た今、これを書いているといったところです。
※1：徳永英明氏「壊れかけのRadio」。なお、ドラ・クエのTVアニメ版をTVをほとんど見ない少年として名を馳せた小生は見ていました。そのエンディング・テーマ曲は徳永氏の「夢を信じて」でした。
※2：実際は40年も経っていません。これは綾小路きみまろ氏の演芸における有名なセリフです。
※：なお、FC版、すなわち〜と記述するのであれば、それに倣って、DSすなわち〜と書くべきかもしれません。しかしそうしなくてはならないということはないと思い、また、そうあるべきという考え方は時に我が身を自由から遠ざけかねない、とも思い、敢えて上記の文のように並列のようでありながら表現は反転しています。
