Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

いよいよ決勝トーナメント(FIFA WORLD CUP 2014 BRAZIL)

サッカーのワールドカップがブラジルで開催されており*1、多くの試合のテレビ中継は日本では深夜1時や3時などから放送されるということで、日本戦に限らずついつい観戦してしまう私は、元々睡眠時間が短くてもあまり問題にならないタイプの人間だと自負してはいますが*2、そうは言ってもここのところ朝眠いなってことも少なからずあるのが実際です。

残念ながら日本は、コートジボアールギリシャ、コロンビアという、いずれも世界ランクで各上のチームと対戦し、1−2*3、0−0*4、1−4*5というスコアで、0勝2敗1分という成績でグループC最下位となり、決勝T進出は果たせず。

敗因分析をここでできるほどサッカーについて詳しくない私ですので、そんなことはしません。
ただ、全試合を終え、ザッケローニ監督が退任することを決め、語った言葉には感動しました。
いや、感動と言うか、この人のことが結構好きだったなってことを思ったってな感じです。
イタリア人らしからぬ、なんて書くと、大変雑な物言いだということは百も承知なのではあるのですが、敢えて書くと、イタリア人らしからぬテンションの高低があまり目立たない感じの人だったと思うのです。
サッカーという競技は南米でも欧州でもプロリーグの各チームや国代表チームに対して思い入れを持つサポーター、市民、国民が大変多く、その思いもかなり熱いということがあり、チームが弱いと容赦ない苦言が呈される、という印象を持っていますが、それはチームを嫌ってしている行為ではむろんなく、チームを強くしたい強くなってほしい負けてしまって悔しいという思いが強いからこその言動なのであるということは大いに理解しているつもりです。
が、ジャーナリストでも何でもない単なる競技観戦者としては、敗戦直後の選手や監督に向け、その失敗を批判するような気持にはなれないし、それよりも4年間色んなことを犠牲にし、我慢しながらつかんだ代表チームの中での重要な地位、そして背負った期待の重さに奮い立ち、本戦に挑むも、実力をいかんなく発揮した、とは言えないような戦い方で敗れ去った日本サッカーの代表選手たち、と、監督やコーチ、スタッフの皆さんには、心の中でお疲れ様という言葉をかけたくなりました(で、実際かけたわけです)。

ところで、ドイツのクローゼは今もなお現役選手であり、ナショナルチームにも選抜され、今大会では予選で1得点をあげているため、現在のところブラジルのロナウド(通称、怪童。怪童といえば中西太であろう、というのが往年のプロ野球ファン)の記録と並び、彼がこれまでワールドカップであげてきた得点は通算最多得点ということになっています。このあと、ドイツが決勝Tを勝ち進めば、クローゼが通算最多得点を更新する可能性も高まるわけですね。
期待しています。
おそらく後半から投入される、という起用法になるんじゃないかと思うわけですけどね。

そういえば Mussel Docking のメンバーでは私以外の全員がドイツ居住経験を有しています。が、ワールドカップはほとんど見ていないとのこと。
考えてみると、Alfred氏は元大関の霧島を好きであると公言していること以外、スポーツに対する情熱を他者に見せるといったことが皆無に近いと思います。

*1:2014年、ブラジル、なんて書くと、未来世紀ブラジル、と思わずつぶやきたくもなります。

*2:「私って睡眠時間少な目でも大丈夫な人じゃないですかぁ〜」といった物言いをする人が21世紀初頭には若者を中心に多く存在したような記憶がありますが、オスマン昨今、こうした喋り方をする人を見ることはありません

*3:本田の華麗なシュートで先制するも、後半投入された国民的英雄ドログバによって甦ったコートジボアールに2分で2点を取られて逆転負け

*4:全然動けていないギリシャ相手に攻めきれず引き分けに終わる。なお、最終的にはコロンビアに0−3で負けたギリシャは最終戦コートジボアール戦で勝利して決勝T進出。

*5:ボール支配率、シュート数、CK数などで上回りながらカウンターをことごとく決められて完敗。