福永信解説ってのにひかれて買った文庫『タンノイのエジンバラ』なる長嶋有*1の短篇集*2は面白く読んだが今は古川日出男『二〇〇二年のスロウ・ボート』を読んでいる*3。長嶋氏、古川氏、両者共に初めてまともに読んだ*4。
数年前に村上春樹トリビュートとして発表された『中国行きのスロウ・ボート RMX』を改題し文庫化したものなのかね、これ。中身は変わってるのかね、これ。作者による解説ならぬ解題、これが良かったので買った本。
お次は池上永一『レキオス』*5 or 古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』を読みたい気分さ。両方ともに異常なまでの期待を僕ァ寄せている!期待過剰で肩透かし食ったケースもあるけどね、森絵都『永遠の出口』あたりは、さ、傑作の誉れ高かったから読んだけど、微細な感受性を持ち合わせてないからか、うーん、男の子だからか、いまひとつだったね、平安寿子『パートタイム・パートナー』もね*6。