Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

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福田十二指腸が2017年に読んだ小説について

読んだ作品名は 「福田十二指腸が今年(12月16日までに)読んだ小説」 http://d.hatena.ne.jp/mussel/20171216/1513420645 (コメント欄を含む)に記載しています。 ここでは、福田十二指腸こと小生が、昨年2017年に読んだ小説28作品を作者別に集計した結果…

福田十二指腸が今年(12月16日までに)読んだ小説

3か月半前の9月1日の記事 http://d.hatena.ne.jp/mussel/20170901/1504274143 に、今年(西暦2017年)読んだ小説を記しましたが、 3カ月半を経て、数作がリストに追加されたので、更新します。近年ほとんど小説を読まずに時を過ごしてきた小生こと福田十…

福田十二指腸が今年(9月1日までに)読んだ小説

小生こと福田十二指腸は近年ほとんど小説を読まずに時を過ごしてきましたが、今年は(一昨年=2015年、昨年=2016年に映画を多数見たのですが、今年=2017年は映画をほとんど見ておらず、その代わりに)たくさん小説を読んでいます。 今年、本日=9月1日まで…

福田十二指腸コミック賞は『四月は君の嘘』です。

2016年8月22日にノートブックに書き写した言葉=宮園かをりが有馬公生に言った言葉があります。 君は何のためにピアノを弾くの? 自分のため?誰かのため? 君はこの曲をどう弾きたい? バッハをどう弾きたい? 本当の君はショパンをどう弾きたい? 出所:『…

2016年に読んだ数少ない小説について

今年は/今年も、ほとんど小説を読みませんでした。 村田沙耶香氏の、第155回芥川龍之介賞受賞作品となった『コンビニ人間』と、 同氏の作品で、3年前の2013年に第26回三島由紀夫賞を受賞した『しろいろの街の、その骨の体温の』、 綿矢りさ氏の『勝手にふる…

「空気のつくり方」池田純著

今年読んだビジネス関連書籍の中で最も印象的だったのは、10月までの5年間、横浜DeNAベイスターズ代表取締役社長を務め、35歳で就任してから球団経営を改革し続けた、池田純氏の著作、「空気のつくり方」です。空気のつくり方作者: 池田純出版社/メーカー: …

「世界の奇書 総解説 ―不思議を体験するめまいの読書百科」自由国民社

今日、実家を新年の挨拶のため訪問しました。 妹一家が帰省しており、妹の夫は既に去った後でしたが、我が子と妹の子、乳幼児が計4人、大人が私を含め4人、総計8名の人が集って賑やかな場を時を過ごせました。 普段は母が一人で生活している家なので、8名も…

バス停留所

母子寮前作者: 小谷野敦出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/12メディア: ハードカバー クリック: 121回この商品を含むブログ (25件) を見る最近『母子寮前』という小説を読みました。つい最近まで住んでいた場所で時折利用していたバスの路線に「母子寮…

「僕がコントや演劇のために考えていること」(小林賢太郎著)

(1) 「僕がコントや演劇のために考えていること」(小林賢太郎著)は、含蓄に富んだ氏の言葉が集められた本で、どんな本かと言えば題名そのままですが、コントや演劇を作るわけではない私にとっても、氏の仕事に向き合う妥協なき姿勢と思い通りではない環境…

『いき』の構造、中空構造日本の深層、死者の書、日本的霊性(いずれも未読)

今日の「100分de名著」は「100分de日本人論」。 紹介者→紹介する名著という形式で以下に記します。 松岡正剛 → 九鬼周造「『いき』の構造」 斎藤環 → 河合隼雄「中空構造日本の深層」 赤坂真理 → 折口信夫「死者の書」 中沢新一 → 鈴木大拙「日本的霊性」 (…

読書メモ

『見えないものが見えてくる 数値力の磨き方』 著者:野田宜成氏P60に、数値力のつかない人、ビジネスセンスが向上しない人の多くは、質問されても何も答えない ということが書かれています。 間違いを恐れず連想して答えを導くべし!と、氏は書いています。…

中田永一「くちびるに歌を」

五島列島を舞台に高校の合唱部で繰り広げられる大小のドラマを登場人物、複数人の目から見た風景や耳で聞いた音などが語られる青春小説。今年は小説をほとんど読んでおらず、文庫本で3冊読んだのみであるが、その著者はいずれも中田永一である。春頃に読ん…

相似形の路地(双子とは言えないまでも)

上の2枚の写真は、 上:東京神保町のラドリオ&ミロンガ通り(靖国通りとすずらん通りの間に位置する路地) 下:京都四条河原町のエレファント・ファクトリー・コーヒーがある路地 です。 東と西に相似形の路地があり、趣ある喫茶店がそこで営業しているとい…

聲の形(1)〜(3)

週刊少年マガジンで連載作品を欠かさず読むという習慣を持たずに生きてきた私ですが、「聲の形」のコミック(1)、(2)、(3)を読み、毎週水曜日にマガジンで「聲の形」の連載を読みたい気持ちが芽生えてきました。聲の形(1) (講談社コミックス)作者: …

飛翔する超人、ペンタゴン

現在連載しているキン肉マンの中で、ブラックホール(BH)が死闘を繰り広げる中、一瞬だけ天使すぎる超人、ペンタゴンが現れ、BHを苦境から救い、すぐに姿を消したのですが、それは私に、ミスターカーメンの前になすすべなかったブロッケンJrを、彼の…

「交換日記はじめました!」

久々に小説を読みました。 と、書いた瞬間に、あ、そうでもないや、と、久々ではないことに気付いたのですが・・・ 例えば今日も職場への往来の電車移動中に「女のいない男たち」という村上春樹氏の最新短編集を読みました。それ以外では久々に読んだ小説(…

大槻ケンヂ氏にまつわるエトセトラ

先日、村上春樹氏の最新作(短編集)である「女のいない男たち」を購入しました。女のいない男たち作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2014/04/18メディア: 単行本この商品を含むブログ (124件) を見る文藝春秋の連続する3号程度、昨年末あたり…

山内マリコ氏のヴォイス、そしてトーク

ラジオ放送ではなく、“その内容をPodcast配信しているもの”においてリッスンしました。 山内マリコ氏のヴォイス、そしてトークしているところを。 普段はほぼ毎号購買している唯一の雑誌、TVブロス誌で氏が連載している「エッコラ・チチモ!!〜猫って長い〜…

イオナ

昨夜、ミッドナイトを軽々飛び越えてなお眠気を一寸も(ちっとも)感じなかったのですが、そんなとき弄っていたスマホ(あるいはスマフォ、au流に言うならば、スマフォン)で、かつての漫画作品「イオナ」に関して書かれたブログ記事に偶然鉢合わせしました…

私の読書法

上記、蒸気にまみれた一行にてShow-Say!(小生)は次のように述べています。 Mussel Docking で最も死蔵書籍を多く有する男、それが、こ、の、ボ、ク、福田十二指腸です。 そうです、Show-Say!は死蔵書籍ないしは死蔵図書をかなり多く有しております。自宅(…

内田和成著『プロの知的生産術』

たしか77ページだったかなぁ。 土壇場で「なんであのデータを使わないんだ?」と、選択肢を増やすような、つまり情報のエントロピーだったかな、それを増大させて意思決定速度を鈍らせるダメ上司の話を例示した上で、でも自身でも、「ん?待てよ、あのデー…

語尾にまんだらをつける運動

Yahoo!検索の結果 まんだら ゲッツ板谷 わらしべ偉人伝 語尾 に一致するウェブページは見つかりませんでした ゲッツ板谷著の対談集『わらしべ偉人伝』の中で、発言の語尾に必ず「まんだら」を付けた回があり、誰との対談の回だったかを(手元に書籍はあるも…

「Life 夏の1冊」未読メール3

TBSラジオ文化系トークラジオLifeの特集「夏の1冊」に向けて福田十二指腸が送ったメールについて。http://www.tbsradio.jp/life/2010/08/10/ 昼は研究員、夜はマッスル・ドッキング(Mussel Docking)というバンドでボーカル、ダンス、寸劇などにいそしむナ…

2010年に読んだ本について誰のためでもない、自分のために書いておこう(そうしよう)

『涼宮ハルヒの暴走』谷川流 『涼宮ハルヒの動揺』谷川流 『涼宮ハルヒの陰謀』谷川流 『涼宮ハルヒの憤慨』谷川流 『涼宮ハルヒの分裂』谷川流 『美少女キャラでよくわかる!世界の国々』世界文化調査委員会 『日本でいちばん大切にしたい会社』坂本光司 『…

Toshi氏の書籍(購買意向アリ)

スーパー公務員として知られる木村俊昭氏が書籍を出版されたそうです。「できない」を「できる!」に変える作者: 木村俊昭出版社/メーカー: 実務教育出版発売日: 2010/01/13メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 45回この商品を含むブログ (3…

2009年に読んだ小説のうち主なもの

2009年に読んだ小説のうち主なもの【福田十二指腸編】です。 『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦 『砂の女』安倍公房 『忘れないと誓ったぼくがいた』平山瑞穂 『1Q84』村上春樹 『恋文の技術』森見登美彦 『氷菓』米澤穂信 『その街の今は』柴崎友香 『格闘…

先生、あのね。あのねのね。

先生と呼ぶのがふさわしいお方。 島田雅彦氏をいつも罵倒しているお方。 ハスミ先生直系のお方。実家の父の書棚に先生が10代の頃に出版された詩集がありました。 そんな先生の小説、『軽いめまい』を現在日々の鉄道移動中に読んでいます。 久々の金井美恵子…

氷菓

氷菓とは? 現在、学園モノの小説を読んでいます。 その名も『氷菓』。氷菓 (角川文庫)作者: 米澤穂信,上杉久代,清水厚出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2001/10/28メディア: 文庫購入: 17人 クリック: 956回この商品を含むブログ (574件) を見る米澤穂信氏…

恋文の技術

森見登美彦氏の何作目の小説か、確か今年発売された一冊ですが、恋文の技術作者: 森見登美彦出版社/メーカー: ポプラ社発売日: 2009/03/05メディア: 単行本購入: 29人 クリック: 534回この商品を含むブログ (262件) を見る4月頃に読み始めたものの、村上春樹…

共通点

『YOSHIKI/佳樹』小松成美著 『1Q84』村上春樹著 これら2冊、村上春樹氏の新作は上下2冊なので3冊とも言えますが、これらの共通点は、2時間程前にJR西船橋駅構内の書店で品切れだったということです。 なお、小松成美氏の著作については速読したい本リストに…