先日、「聖典」ことキン肉マンのコミックスを読み返す機会を得ました。
最初の１０巻ほど、悪魔超人編の途中までしか読み進めなかったのが残念です。
恥ずかしながら、我らのバンド名の由来となった技が出てくるのが
どのトーナメントだったか、どの超人が相手だったのか、全く思い出せません。
しかし、忘れてしまったわけではないのです。
読み直せばきっと記憶は蘇ります。
この度の読み直しでそれを体験しました。
キン肉マンの記憶は脳内のどこかに書き込まれている、
いや、刻み付けられている。
成人してからの記憶は黒板に書いた文字のように消えやすいのに、
子供のころの記憶は石に彫り付けた文字のように時の流れに耐えます。
子供の脳は高品位の記憶媒体ですね。
ぼくの場合はこの貴重な記憶にキン肉マンが刻まれているわけです。
幼少時にハイカルチャーに触れて育った人たちからすればアホっぽく見えるでし
ょうか。
でもぼくはこんな自分に誇りを持っています。
なぜなら、今でもキン肉マンは最高だと思うから。
キン肉マン29年の終りに
