Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

NICO Touches the 真心16g

上記2バンドによる2つのライヴは共に日比谷野外大音楽堂で開催されたもので、MusselDockingの福田十二指腸が客席にいたことも知られている。

真心のライヴについて言及した記事はこちらです。
http://d.hatena.ne.jp/mussel/20060404/1144126916

野音、YA-ON、アジア随一のBigCity東京の顔、銀座・丸の内・皇居・国会議事堂・霞が関に挟まれたエリア日比谷、ビルの谷間に広がる森に囲まれた大音楽堂、キヨシローが何度も立ったステージ。
久々に行って参りました。

  • 2009年6月20日 NICO Touches the Walls『All, Always, Walls vol.3 〜Turkeyism〜』

My First NICO でした。
好きな「トマト」なる曲を聴くことができ、若さ溢れる演奏と盛り上げようというサービス精神、それから若いお客さんたち、梅雨の合間の曇りのち晴れ、ライヴ中、雲は空を飛んでいて見上げると雲の間に空が見えて気持ちが良い、踊って歌って飛んで汗かいて、夜風が木の枝葉を揺らし額の汗を乾かし熱を帯びた肉体を冷ましてくれる・・・といった事柄で楽しさ最高潮、いつもライヴってもんは楽しいけれど、例えば最近で言えばユニコーン相対性理論鳥山雄司氏なんかも十分楽しむことができたわけだけど、そのいずれとも異なる、なんだか純粋に楽しかったのですこの夜のNICOは。
純粋に楽しかった、楽しめた。

この書き方、言い方がピッタリなのかどうかは良くわからないけれど、とにかく18時スタート、20時半終演の2時間半=150分間ずっと楽しくて、終わった後も肉体ン中にある楽しさ、熱、音楽を止めたくはなく冷やしたくはなかったために、電車に乗りたくなくて椅子に座りたくなくて何かを飲んだり食べたりもしたくはなくて。
というわけで、
日比谷→銀座→東銀座→築地→新富町→八丁堀→隅田川中央大橋永代橋)→門前仲町→・・・永代通り東西線が足元の土中を走るその真上を東へ・・・→東陽町
という経路を2時間=120分かけてゆっくり歩いた次第。

夜の散歩をしないかね?

というRCサクセションの歌は今思い出せないけれど、ひとり歩く梅雨の晴れ間の夜の首都、素敵でした。
特に、「中央大橋永代橋」の区間隅田川右岸を南から北に歩いたのですが、これらの橋は素晴らしい景観を成しており、また、永代橋などはブルーに光るアーチが幻想的ですらあります。
永代橋方向から南、つまり東京湾の方を振り返れば、月島の高層マンション群の窓灯りが美しくて。
実際三脚とカメラを持った撮影家の方々もいました。
無論、ちらほらとKOI-BITOたちの姿も。
海に近い川なので夜風に乗って潮の香りがします。
中央大橋はnot社長教but斜張橋(しゃちょうきょう)と呼ばれるタイプの橋で、橋の真ん中にある、川底から伸びる2本の脚が上空数十mの位置で結合する逆V字、つまりはA字を成す柱から伸びる鋼のワイヤー数十本が橋桁を支える構造になっているのですが、美しい形状です。

http://www.geocities.jp/tokyo_ashy/bs-eitaibashi.html

http://www.geocities.jp/tokyo_ashy/bs-chuooohashi.html

話が長くなるのは毎度のことで、すっかりNICOの話題から離れてしまいましたが、『NICO at 野音』の素晴らしさの1つでもありますね小生に素敵な夜の散歩をさせてくれたってことが。

御参考:http://d.hatena.ne.jp/mussel/20090521/1242924005