Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

私はムーン・ウォークができませんが椎名林檎女史はできるようですne.jp

昨晩最寄の映画館で『This is it』というマイケル・ジャクソンが没する直前まで取り組んでいた英国でのコンサートのリハーサル映像をメインに構成された映画を昨晩観ました。
夜10時前からの回であり翌日である今日は平日であるにも関わらず席は80%近く埋まっていました。
50歳とは思えない、また、直後に亡骸化するとは到底思えない程に元気な姿。
無論、元気でない姿も映像として残されているのかもしれず、それを作品には用いなかった、ということなのかもしれませんが、たとえそうだとしても元気な姿だけで映画作品を作れるというのは、まぎれもなく元気であったと言えるでしょう。
私は最後部座席ほぼ中央だったので、音楽に合わせ足のみならず頭を揺らしても迷惑になりにくいと判断し、マイケルのビートを全身で受け止め肉体を揺らしながら観賞しました。
50歳。
プリンスと同い年と(読んだ本(西寺郷太氏の著作)に)書いてありました。

※最近、椎名林檎女史がムーン・ウォークをしていました(コマーシャル映像で)。

この映画を観て、こんなことを考えました。

数年前、日傘をさして歩いているマイケルの映像を見て、太陽光線を避けるために常に日傘をさしているのか、大病なのではないだろうか、と思いました。
そしてコトの詳細を何も知らず、また、マイケルに何の嫌悪感もないにもかかわらず、日常の会話の中に、マイケルはおかしいよね、といったような批判をさしたる悪意もなく散りばめたのです。
決して何度も繰り返ししつこく語ったわけではないのですが、マイケルのTV映像の記憶と、私が友との会話の中でマイケル批判、いや、批判でもなんでもないただの『子供の悪口』を何度か言った記憶がしっかりばっちり残っています。

このようなこと、つまり「有名人の悪口」を散りばめた軽薄な会話は、マイケルの例のみならず、あらゆる時に数え上げることのできない程に繰り返してきました。
心のどこかでは良くないことだと感じていながらも!
無責任に他人の噂話をすることで笑い合い眉をしかめ合い受け売りの意見を右から左、北から南へと流通させて。
・・・・とにかく、もう子供じゃないんだし、千葉県知事森田健作氏の言動について子供じみた悪口を言うような(はじめ、氏のことを悪く言い合う会話を傍で聞いて、よくない印象を受けましたが、別の人との会話の中で私はそれを率先して話していました!嗚呼!)そんなことは、もう減らしたいと思いました。

映画を観ながら。

マイケルの映画を見て、踊りたくなりました。
コナミ・スポーツに入会し、エアロビかヒップ・ホップ・ダンスがしたくなりました。
もちろん歌いたくも、なりました。

といった映画も、

音楽をやれ!

とShow-Say!を衝き動かしました。
衝き動かされたShow-Say!はその都度興奮状態に陥り、ドイツ青年将校Alfred氏に連絡を取り、マスドをもっと盛り上げようze.jp!と熱にうなされるように語ったものでした。

ブルース・ブラザーズスクール・オブ・ロックはパーソナル・コンピュータ上で見たのですが、途中でネットをするなど映画に集中できなかったこともあり、上述のようなコトにはなりませんでした。
※バンド映画、ドキュメンタリー、これらを見るのもいいなと思います、自らを駆り立てるために。
※映画鑑賞が目的化する、すなわち何かのために映画を見る、というのは、例えば泣きたいから映画を見るのと同じようでもあり、故にあまり好きな観方ではなかったのですが、ま、いいか、という考えが芽生えました(「いいじゃん、いろんな観方すりゃ」)。