Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

「Life 夏の1冊」未読メール3

TBSラジオ文化系トークラジオLifeの特集「夏の1冊」に向けて福田十二指腸が送ったメールについて。

http://www.tbsradio.jp/life/2010/08/10/

昼は研究員、夜はマッスル・ドッキング(Mussel Docking)というバンドでボーカル、ダンス、寸劇などにいそしむナナロク世代の山羊座ボーイです。

私にとっての夏の一冊といえば、この本に決まりです。
まことちゃん、こと、川島誠 著,『800』。

大学時代の夏、TOEICを受けた帰り道にチャリンコで立寄った幹線道路沿いの小規模ショッピングセンターに入居している書店で、"江國香織さんが推薦!"という書店員による手書きPOPが目に入り、どれどれ?と冒頭を読んでみました。


なぜ八〇〇メートルを始めたのかって訊かれたなら、
雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。


というオープニングに胸を撃ち抜かれ、突然発汗、買わねば!読まねば!
さもなくば絶対に悔いるぜ!と思い、焦るようにして即購入、
数日後にタイのバンコクに旅行に行ったのですが
現地のホテルで一気に読んだことを覚えています。
帰国後に失恋をしたことも、忘れそうですがまだ覚えています。


なぜ“800”を読んだのかって訊かれたなら、
本屋でたまたま読んだ冒頭の一文のせいだ、って答えるぜ。



内容はアマゾンからの引用(下記)を・・・・


思い込んだら一直線、がむしゃらに突進する中沢と、
何事も緻密に計算して理性的な行動をする広瀬。
まったく対照的なふたりのTWO LAP RUNNERSが
走って、競い合って、そして恋をする―。
青空とトラック、汗と風、セックスと恋、
すべての要素がひとつにまじりあった、
型破りにエネルギッシュなノンストップ青春小説。



■関連
“壊れかけのレディオをどうすべきか”(2009年4月25日)
「広告収入減少とラジオ番組の危機」
http://d.hatena.ne.jp/mussel/20090425/1240629432
「Life存続サミット 未読メール特集1」
http://d.hatena.ne.jp/mussel/20090425/1240629433

800 (角川文庫)

800 (角川文庫)