過酷な労働を、あたらしく開発したロボットに任せることで、人間はそのような労働から晴れて解放されることになった。
しかし、そうした労働でしか賃金を、すなわち生きるための糧を得ることができなかった人間は仕事を奪われた恰好になった。
それに代わり、今では労働ロボットの稼働が正常かどうかを監視する人間、故障したロボットの修理をする保守点検を担う人間、故障したロボットに代わりすかさず投入するための予備ロボットを配備し管理する人間、更に高度な労働を任せられるような次世代ロボットを開発する人間が、あたらしい労働の担い手となり、賃金を得るようになった。
そしてロボットが増えれば増えるほど、それらのロボットを管理、開発、保守、運用する人間の労働量もまた増加していった。
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で、どうするかってこと！！
