Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

記憶の嘘(両A面編)

近頃、ハロプロのシングルがことごとく両A面扱いであることが巷で話題になっております。以前紹介したモーニング娘の「ブレインストーミング」も、「君さえ居れば何も要らない」との両A面シングルなのでした。

僕にとって思い出深い両A面といえば、L⇔Rが「I'm knocking your door」でブレイクする2年ほど前に放った「恋のタンブリングダウン/君に虹が降りた」が筆頭です。

どちらも名曲!萩原健太のFMワンダーランドでこれが(どちらの曲かは忘れましたが)実に感動したものです。余談ですがこのラジオ番組は小沢健二の「愛し愛されて生きるのさ」や奥田民生の「息子」といった名曲たちとの忘れられない出会いの場として、僕の心に強烈に焼き付いています。

そう、小沢健二も両A面をいくつか出してますね。「愛し愛されて生きるのさ」も「東京恋愛専科・または恋は言ってみりゃボディー・ブロー」との両A面でした。「強い気持ち・強い愛/それはちょっと」の両A面は、(僕の知る限り)アルバム未収録なので、シングルとして印象に強く残ってます。でも両A面っぽさでいえば、「痛快ウキウキ通り」と「流星ビバップ」に勝るものはない!…と思ったら、これは「痛快ウキウキ通り」がタイトル曲で、「流星ビバップ」はカップリング扱いなんですね。この文章を書くために調べなおすまですっかり誤解してました。

(流星ビバップはこのシングルとは別バージョンのものしかネット上で見つけられなかったので動画は割愛します)

誤解していた両A面がもう一つあります。GOMES THE HITMANの「夜明けまで」と「別れの歌」。「夜明けまで」はシングルですが「別れの歌」はそのカップリングですらなく、同じアルバムに収録されているというだけの関係。なのになぜか今まで両A面だと思ってました。多分、アルバムの中でその2曲がずば抜けて気にいったのでそれだけをカセットに録音したんでしょう。そして繰り返し聞くうちにいつしかその2曲が両A面だと思い込むようになったんでしょう。


1組のミュージシャンを好きになるのには、1曲のお気に入りがあれば十分です。ましてや2曲も極度のお気に入りがあればそりゃもう… 

おっと、史上最高の両A面を忘れてた!それについてはまた今度。
ルフレッドでした。