昨年のポール・マッカートニーに続き、今年来日公演を果たしたローリング・ストーンズ。
今日はそんな彼らの代表的なナンバーを聴いていた時に想起した日本人がプレイする2曲を紹介します。
"Brown Sugar" The Rolling Stones
この動画は2013年の演奏、つまり昨年のものですが、曲が録音されたのは今から45年前の12月、発売されたのは43年前の5月(つまり録音後、発売されるまで1年半程度のタイム・ラグがあるってこと)です。
これだけ長い歴史を有しているので、この動画はオリジナルとされる最初に録音されたヴァージョンとは大きく異なるのは必然でありましょう。
この曲を親として生まれた子供たちを今日は紹介します。
子供たちは、それぞれの名に「夜」という語を含んでいます。
"雨上がりの夜空に" RCサクセション
彼らの音はストーンズに非常に似ていた、「雨上がりの夜空に」を聴くとどうしても「ブラウンシュガー」を想像してしまう。
引用元
「忌野清志郎さん 死す」 なんちゃって僕の書斎(2009年5月3日)
http://plaza.rakuten.co.jp/8kosv/diary/200905030000/
"東京は夜の7時" ピチカート・ファイヴ
「待ち合わせたレストランは もうつぶれてなかった」シンプルなフレーズで、時代の空気を濡れ手に粟のごとく捕えまくってる。サビの「イェーx3 フーッ!」はブラウン・シュガーからの引用ね。渋谷系アンセムといえば、これか「ブギーバック」かどっちかでしょ。
引用元
「「東京は夜の7時」 ピチカート・ファイヴ 1993年」 失われたメディア-8cmCDシングルの世界-(2012年4月10日)
http://blog.goo.ne.jp/nakamuranaika/e/bdc25a14b07dd371c390317fa1ca1e6f
ストーンズもRC(あるいはキヨシロー)も、それからピチカートも、恐らくレコード/CDのサウンドを忠実に再現するようなプレイには関心がないタイプだと勝手に想像しています。
私が"Brown Sugar"の冒頭から、あるいは「イェーx3 フーッ!」という箇所から想起した、RCとピチカートの曲はCDのサウンドであったことを念のために付記しておきます。