漫画「海月姫」が以前より好きで、家族で回し読みをしているので(他の東村作品も同様)、実写映画化されるというニュースを耳に目にした時は家族の中で大いに話題になりました。いわゆるキャラの立った登場人物を実写で俳優がどのように演じるのか、演出はどの程度の加減なのか(やりすぎたら寒いけど、抑えた演技だと物足りないはず)、演出も難しいだろうし、尼〜ずをはじめ主要キャラ全てが難しいだろうな、と思っているうちに、徐々に自分の中で見たいという気持ちが盛り下がってしまったのです。
が、とある理由によって(ある人が見て面白いと言っていたことを知ったことによって)、よし!見てみるか!という気持ちになり、つい先日、見てきました。
夜9時半頃からの上映で、平日だったこともあって、客席には私を含めossan計3人しかいない状態。
映画は、冒頭近くではギャグ映画の大仰なノリに、やばいぞ、これは寒い映画かもしれん・・・という嫌な予感がしたのですが、その後は時間が経過するにつれて面白さはぐんぐん上向き、漫画において重要なエピソードをうまく料理しているという印象を受けました。
漫画ファンとして大変楽しめる作品で、アクの強いキャラ、いずれもナイスな配役でナイスな演技で違和感なしでした。
漫画原作ファンの人にこそぜひ見てもらいたい作品です。
なお、前夜に私はレンタルDVDで、「そこのみにて光輝く」(http://hikarikagayaku.jp/)を見たのですが、姉弟の役で出ていた、池脇千鶴氏と菅田将暉氏が、「海月姫」にも登場しており、池脇氏は一見して誰だかわからない外見で(身長さえも本人よりだいぶ低いのではと錯覚させるほど!)、菅田氏に至っては女装が様になりすぎていて、前夜見た2人の姿からのかけ離れ方にも驚いたのでした。
主演の月海を演じた能年玲奈氏の演技は言うまでもなく良かったですよ。
以下は昨年12月以降に見た映画作品のリストを備忘のために書いたものです。
■映画館で見た作品
- 1218 インターステラー
- 1228 ゴーン・ガール
- 0107 シンプル・シモン
- 0107 チョコレートドーナツ
- 0110 寄生獣
- 0117 6才のボクが、大人になるまで。
- 0120 海月姫
- 0125 さよなら歌舞伎町
■レンタルDVD等で見た作品
- 1229 苦役列車
- 1230 SRサイタマノラッパー
- 0103 この空の花
- 0108 探偵物語
- 0111 メメント
- 0114 ドライヴ
- 0117 ルパン三世カリオストロの城
- 0117 グランド・ブダペスト・ホテル
- 0118 ビッグフィッシュ
- 0119 そこのみにて光輝く
- 0124 男はつらいよ
ティム・バートン監督の「ビッグフィッシュ」は映画館で見たのですが全く覚えていませんでした。95%以上の時間を寝て過ごしたのでしょうね・・・当時。
今回見てとても楽しめました。