Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

区切ってからはじまる

こんにちはアルフレッドです。
今月二回目のライブが近づいております。
先日は秋田犬10周年という素晴らしいタイミングでステージに立たせてもらったわけですが、次は震災から4年が経ってのチャリティーです。
年月が経てば人の記憶は薄れていくわけですが、こうして区切りごとに何かのアクションをすることで、薄れゆく記憶に楔を打ち込めるのかもしれません。
我々の活動も昨年10周年を迎え、この区切りを新しいはじまりとしたいなと思います。

最近見た『はじまりのうた』という映画は、ある男性があるシンガーソングライターの歌に感動を受ける場面がはじまりとなる物語でした。
まずどうでもいい感想から述べると、会社社長を演じたモス・デフ氏が、名前のインパクトからこれまで想像していた容姿とはかけ離れた、温厚そうな顔つきであったことに意外の念を禁じえませんでした。

映画は、曲を作り歌う者のはしくれとしては共感できる、というか憧れる部分が多くて、感情移入しながら見ましたが、そういうことを抜きにしてもとてもいい映画で、結末の迎え方が特によいなと感じました。
全体としてはハッピーなムードに包まれるエンディングながら、誰か一人が幸せを独占するのではなく、それぞれが少しずつ痛みを分け合う。
そんな感じの味わい深い結末でございました。
物語としては区切りがついたけども、これがきっかけになって、それぞれの人生に新しいステージがはじまるんだろうなあと、エンディングロールを眺めながら感慨にふけった次第です。

この映画の盛り上がりで使われた曲は僕も大好きで嬉しかったのですが、それを紹介するのは自重します。
代わりに、劇中の歌の作曲を担当した人の曲を。
https://www.youtube.com/watch?v=DL7-CKirWZE


華原さんと小室さんも20周年を迎えてなにかをはじめようとしているようです。
https://www.youtube.com/watch?v=MpphLh2QBPA