世の中には本当に多くの情報が溢れている。
もちろんその情報の多くは自分にとって必要のないものではあるけど、自分に必要そうな情報だけでも摂取し切れないほどの量があり、必要ではないけど有益そうなものを入れればその数はとんでもないことになりそうだ。
私のように世間の片隅でひっそり生きる人間でさえこんな感じならば。
政治家や経営者など、世の中を動かす力を持った人たちは、判断を下すためにものすごい情報を取り入れないとならないはずだ。
それでも彼らは人間だから、どんなに賢くても処理できる情報量は限られているだろう。
世の中には、全知の人間はいない。それどころか、全知の半分、あるいは四分の一、あるいは十分の一、たぶん百分の一の知識を持った人間さえいないだろう。
言ってみれば、世の中には世の中のことをロクに知らない人しか存在していないんじゃないだろうか？
全てを知ってる人が世の中の舵取りを取ってくれたら安心するんだけど、そんな人がいなくても世の中は回っている。不思議なことであるよ。
(本項、Alfred 筆)
引き続き大いに語る、Alfred
