Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

かしぶち哲郎さんの訃報に接して

Alfredです。

ムーンライダーズのドラマー、かしぶち哲郎さんが亡くなったというニュースが数日前に流れました。僕はムーンライダーズをそんなに熱心に聴いていたわけではないのですが、とても尊敬するグループなので、ちょっとショックです。
僕は「Sweet Bitter Candy」という曲がとにかく好きで、Walkmanで聞くときはいつも3回くらい連続して再生してしまいます。僕は昔ドラムをやっていたので、かしぶちさんのドラムに集中して聞くこともよくあります。歌詞も大好き。

高校生のころ発売された『A.O.R』というアルバムを多少背伸びした気分で購入して以来、他のアルバムには手を出すことなく、この中の「幸せの洪水の前で」と「ダイナマイトとクールガイ」および「シリコンボーイ」というお気に入りの3曲(アルバムの最初の3曲なのは、偶然なのかどうなのか)、そして前述のシングル「Sweet Bitter Candy」を聞き返して今まで過ごしてきました。

実験的で凝った音作りで知られるムーンライダーズですから、ファンの方々からはことごとくポップで聞きやすい曲ばかり好みやがってと言われそうですが*1、これが僕の音楽的嗜好ということです。

かしぶちさんはダンディーな雰囲気でかっこよかったと思います。
ムーンライダーズはメンバーそれぞれが知的で個性的で、そんな人たちが集まって音楽を奏でているのが素敵でした。
訃報をきっかけにというのは不謹慎かもしれませんが、ムーンライダーズの曲をこれから後追いでいろいろ聴こうかなと思います。

*1:福田のつぶやき:Alfredらしさと言えると思うのですが、ファンの方々からのご批判までも想定して、それに対するあらかじめの「いいわけ」byシャ乱Q を用意して提示するあたり、流石というか流石ではないというか…