Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

さようなら

年末の大滝詠一氏の突然の死去に続き、闘病中だった佐久間正英氏が年明けすぐに亡くなりました。そしてつい先日、アニメ「サザエさん」(私が最も好きなアニメです)の波平さんの声をつとめる声優さん、永井一郎氏が亡くなりました。
長くなりますがNHKのサイトより引用します。

人気アニメ「サザエさん」の波平役の声などで知られ、82歳で亡くなった声優の永井一郎さんの葬儀が3日、東京都内で営まれ、多くの関係者やファンが永井さんとの突然の別れを惜しみました。

永井さんは、人気アニメ「サザエさん」で昭和44年の放送開始から40年以上にわたりサザエさん一家の大黒柱、磯野波平役の声を務め、「バカモン」と家族を叱る日本のお父さんとして人気を集めましたが、先月27日、虚血性心疾患のため、82歳で亡くなりました。
3日は東京・港区の青山葬儀所で葬儀が営まれ、声優仲間などおよそ450人が参列しました。
祭壇は、永井さんの遺影の周りが波をイメージした白や青の3000本の花のほか、波平の全身が描かれたパネルなどで飾られました。葬儀ではサザエ役の加藤みどりさんとカツオ役の冨永みーなさんが永井さんの遺影に向かって「父さん」と呼びかけ、「45年間『行ってらっしゃい』の声で一日が始まったんだよね。でも、もうお帰りはないんだよね。でもね、父さんきっとその辺で、いつもいつも私たちを見守っててくれているよね。磯野波平永井一郎さん、さようなら」とお別れのことばを述べました。
そして最後に、参列者が波平の口癖だった「バカモン」ということばでひつぎを乗せた車を見送り、永井さんに別れを告げていました。

引用元 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140203/k10014979551000.html

物心がついた頃、自分を磯野カツオと同一視し、姉のサザエさんのおっかないところは母にその姿を映し(頭髪の感じが似ていたので)、父は全然波平さんのようではなかったけれど、母方の祖父は波平さんのような雰囲気も有しており(特に薄い頭髪と外出時に欠かさず帽子をかぶるところなど)、中学時代にはサザエさん(アニメ版)を毎週メモ用紙とペンを手にテレビ画面にかじりつき、あらゆる事項をメモするという狂信的なサザエさんファンだったShow-Say!です。
夏休みに長谷川美術館で開催されるサザエさん展にも2年ほど連続で行きました。
大人になってからも久々に行き、小学生たちに混ざってジャンケン大会に出場、優勝をかっさらい、世界に1枚のセル画(波平さんが描かれていました)をgetしたことも鮮やかに記憶に残っています。

クレイジー・キャッツ、あるいは植木等氏を敬愛した大滝さん、大滝さんと言えば最も良く知られた曲は「君は天然色」で異論はないでしょうが、その曲を、かつて1987年の「メリークリスマスショウ」の番組中で桑田佳祐氏に「彼は現代の植木です」と言わしめた、そして1990年にはTBSラジオ植木等氏との対談番組「平成無責任対談」に出演した、米米CLUB石井竜也氏が、2013年の日比谷野外大音楽堂でのイヴェントにて歌唱していました。

なお、2013年の紅白歌合戦の直前に大滝氏、亡くなる、の知らせが駆け巡りましたが、紅白には(大滝氏の作曲で知られる)「怪盗ルビイ」という名曲を持つ小泉今日子氏が久々に(天野春子名義で)出場、また、(大滝氏の作曲で知られる)「冬のリビェラ」という名曲を持つ森新一氏も出場していたのでございます。

大滝詠一氏のアルバム「SNOW TIME」のAmazon.co.jpのページに記載されていた一文をここに引用します。

前半歌,後半インストによる冬にちなんだ作品集として85年にプロモーション用に制作されたもの。今回のCD化にあたり「レイクサイドストーリー」のインストが「うれしい予感」のインストに変更された。「冬のリビエラ」の英語版が聴けるだけで胸トキメク。

    • 内容(「CDジャーナル」データベースより)

脈絡のない話を沢山盛り込んでしまいました。
今日はこのへんで筆と筆ペンとボールペンを置きます。

おやすみなさい。

亡くなった偉大な方々、ゆっくりとおやすみなさい。

それから、大滝さんと佐久間さん、天国で夢のようなセッションをしていることでしょうね。どうぞ、ごゆっくり楽しんでくださいませ。