Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

ディスカウントとアミューズメントの奇跡の融合(ロピアららぽーとTOKYO-BAY店)

先日(6月13日、金曜日)の18時頃、ロピアららぽーとTOKYO-BAY店(http://www.lopia.jp/shop/tokyo-bay.php)を訪れ、買い物をしてきました。

ロピアという名のスーパーマーケットは、神奈川県地盤の企業で、企業名もチェーン名もともにロピアといいます。もとはユータカラヤという企業名で、店も同名でした(現在もユータカラヤという店は存在)。精肉店を起源とするロピアは、精肉売場の品揃えが充実しており、売場演出にも力が入っています。

さて、南船橋ららぽーとに核テナントとして入居するロピアは、ここのところ立て続けに西館、南館のリニューアルを行うららぽーとにおける昨秋の西館リニューアルとともに千葉県初登場となった記念すべき店舗でもあります。

千葉県初出店となったららぽーと店ですが、筆者が思うにロピア港北SC店の大成功を受けて、SC(ショッピングセンター)の核テナントとしてロピアが強力な集客力を有すと評価し、そして近隣の海浜幕張イオンモールが昨年12月にオープンする少し前の11月の西館リニューアルにあたって核テナントとして誘致したのではないでしょうか。

このロピア、金曜日の夕方、わが国のSCの中でも有数の名店であるららぽーとTOKYO-BAYと言えども、ZARA HOMETIGER といった話題の店でさえ客入りはさほどでもなかったのですが、ロピアはものすごい繁盛を見せておりました。
食品小売業の店舗であるため、平日夕方は客数のピークではあるのですが、しかし入口付近に積み上げられた買い物かごの数には圧倒されました。

ロピアは低価格を売りにするディスカウント色の強いチェーンストアでありながら、売場には来店客を楽しませんとするアミューズメント要素が満載です。
これを筆者は、「ディスカウントとアミューズメントの奇跡の融合」と呼んでいます。
全ての売場がアミューズメント要素を有すわけではなく、メリハリが効いていました。2リットルのペットボトル6本入り(箱)など、まとめ買い目的の来店者が多く立寄るであろう売場は典型的なディスカウントストアの売場です。
が、企業の原点でもある精肉売場は広大であり、なおかつ様々なタイプの商品が陳列され派手なPOPが大量に設置されており、購買意欲をそそられる買い物空間でした。
また、玩具菓子売場の上部、天井付近には線路が張られ、音を鳴らしながら走行する列車が見えます(これは北九州地盤の食品スーパー、ハローデイからヒントを得ていると思われます)。
その日見た外周通路沿いのエンド売場(定番売場の端の売場)では、紀文の豆乳飲料シリーズ(http://www.k-tounyu.jp/03_lineup/)のみで構成されたものが印象的でした。

とにかく、これまでに見たスーパーマーケットの中でも随一と言って過言でない程、見ていて飽きない店舗でした。