今年読んだビジネス関連書籍の中で最も印象的だったのは、10月までの5年間、横浜DeNAベイスターズ代表取締役社長を務め、35歳で就任してから球団経営を改革し続けた、池田純氏の著作、「空気のつくり方」です。
- 作者: 池田純
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2016/08/30
- メディア: 単行本
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この本は野球本としても読めますし、マーケティング初心者、初学者が読んでも大変参考になる本だとも言えます。もし、マーケティングを勉強したいのだけど、真面目にコトラー先生の教科書を読むのは苦痛で、もっと簡単に読めて、それでいて勉強になる、そんな本はないですかね?と質問されたなら、迷わずこの本を薦めたい、そんな一冊が、この、「空気のつくり方」です。
- ブランドはつくれない
- ストーリーはつくれる
という節のタイトルも非常に印象に残りますが、確かに池田氏のマーケティングは、ストーリーをつくり、横浜というチームが盛り上がっているという空気を作り出すことを目指して各種施策を講じていたのだな、と思います。
半端なところですが、夜更けになり、そろそろスリープしたいので、このへんで・・・筆を・・・置きます。
上述のフレイズ以外に私が印象に残っているのは、
- 同業から学ぶだけでなく他業界から学ぶ
- 企業のウェブサイトは玄関であり顔である
などです。非常に学べます、多くを。