先日僕が書いたウルフルズの記事への追記にて福田氏が大滝詠一さんに言及しておりました。
大滝さんの関与は「大阪ストラット」のカバー元である「福生ストラット」の作詞作曲者としてのものですが*1、
面白いのは、歌詞が改変されているのに作詞者は大瀧(作詞作曲時はこちらの漢字?)詠一のままだということ(うたまっぷに依拠した情報ですが)。
「福生行きの切符買って」の部分が「梅田行きの切符買って」もしくは「心斎橋行きの切符買って」に変えられ、「福生ストラット keep on strut」が「大阪ストラット keep on strut」に変えられて、あとの部分は大きく異なる。
ウルフルズはもちろん大瀧詠一さんに敬意を払って作詞者を大瀧さんのままにしたのだと思いますが、こういうとき作詞者を別の人物(改変部の作者はトータスさん?)にすることはできるんでしょうか、できないんでしょうか。
オレンジレンジが「ロコローション」の作詞作曲をキャロル・キングとゲリー・ゴフィンの名義に変えさせられた騒動が思い起こされます。
たしかにメロディーは「locomotion」と一部似てますが、歌詞は全然違います。僕はあの曲を聴いて、元の曲の歌いだしの旋律をサビの締めに使うアイディアにとても感心しました。
同じ旋律が全然違うように聞こえたので。
オレンジレンジに対する風当たりの強さは異常でしたね。
悲しいことです。