Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

GMS再生への道、既存カテゴリー活性の波及効果、ECの覇権争い

  • GMS(総合スーパー)の改革の方向性
    • GMS(総合スーパー)の改革の方向性、すなわち時代にあったものに変える際に目指す姿には、二種ありそうです。 A型とD型。
    • A型は、イオン型。GGモールなるシニア向けのサービスを充実させるイオン。商圏人口高齢化に対応し、四階をGG(55歳以上)向け時間消費型に。西葛西と千葉市に。
    • なお、GGモールのコンセプトには改装後のダイシン百貨店を参照した形跡が見て取れます。
    • D型のGMS改革とは、ドン・キホーテ型。ドン・キホーテが長崎屋をいかにして蘇生したか、ですが、MEGAドン・キホーテ化を推進、これが当たり、安さ訴求というより発見や驚きのある衣食住カテゴリー取扱店として、ファミリー層やシニア層にも浸透。
    • A型、D型は、いずれも私が勝手に名付けたものであります。アシカラ・ズー(≠シシカバ・ブー。キン肉マンに土を付けた数少ない超人)。
  • 既存カテゴリーが活性化した後だからこそ、成功した例(仮説)
    • 以下のような仮説を提示します。
    • 炭酸飲料には潜在的な需要があったが、健康に悪そう、という悪いイメージが浸透し、伸び悩んでいた(Ⅰ期)。
    • →悪評を払拭する努力も、目覚ましい成果には至らず。
    • →後年、糖質ゼロやカロリーゼロの商品、さらにはトクホ炭酸まで登場し、爆発的に普及(Ⅱ期)。
    • →オランジーナのヒットは炭酸の悪いイメージ払拭後だからこそ。Ⅱ期以降だったからこそのヒット、であり、Ⅰ期であればここまでのヒット商品にはなっていなかったのでは(というのが私の見方)。
  • EC(オンラインショッピングないしネット通販)の覇権争い
    • 楽天、ヤフーという国内EC大手の人達による対談記事を読み、別の記事でセブン&アイのオムニチャネル戦略に関する方向性を読む。
    • アマゾンは物流インフラをも自前で築き上げた。セブンは自宅への配達=宅配ならぬセブンイレブンへの配達=セブ配(my造語)をグループ全体でスピーディに実現化へ。
    • 楽天やヤフーは急ピッチで企業間提携を進めているようですが、果たしてどうなるか。
    • 流通業者、特にコンビニ大手3ないし2社の動きは要注目です。
    • EC利用が浸透すればするほど、ヤマトホールディングスのような物流インフラ、セブンイレブンのような渡す拠点(受取場所)が重要になりますが、安価に多くの人が使えるようにすることで、真にインフラとなるんでしょうね。セブン&アイはグループ外の企業にもオムニチャネルの輪を広げるのでしょうか。

上記は、本日(2014年5月6日)に私がtwitterマーケティングに関連する内容をtweetしたものに多少手を加えたものです。