Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

ひさびさの感覚

こんにちはアルフレッドです。この数年というもの新規に好きになるのは海外のミュージシャンばかりだった私ですが、最近になってあるベテランバンドにどっぷりはまりました。10-Feetというバンドをご存じでしょうか。夏フェス常連の有名なバンドなのに僕はこのバンドのことを全然知りませんでした。そんな自分を恥じます。
今年の夏に里帰りしたときに行ったWild Bunchフェス。結局体調が優れずレキシ他数組を見ただけで離脱してしまったのですが、それでもいろいろなバンドの熱い演奏に触れて心を揺さぶられ、もらったパンフレットに名前が出ているミュージシャンたちを後日パソコンにてせっせと検索しました。そこで私はこのバンドに出会ったのです。彼らの名前をyoutubeの検索窓に打ち込む前にも、どのミュージシャンも素晴らしく演奏のクオリティーが高いな、と感銘を受けていた私でしたが、「すごい!」ではなくて「好き!」を実感するにはなかなか至らずに、一旦検索を中止しました。しかし、また少し時間がたってから、一日目のトリを務めたバンドくらいは聞いておかないと、と10-Feetの文字を入れて検索を再開。はじめのうちはあまりピンとこずに、雰囲気イケメン的なところがない飾らぬルックスに好印象をいだく程度にとどまっていたものの、それからいくつか曲を聞くうち、「おお、これはすごくいい!」という気持ちが盛り上がり、TSUTAYAに走ったあの日。こんな興奮は、5年前にWir sind Heldenを聞いて感じてから久しく忘れていました。そんなに興奮したわりには、その場でネットにて音源を購入することもできるのにそれをせず、TSUTAYAで借りてしまったことについてここで若干の反省の意を述べようと思いましたが、なにか話が別の方向へ飛んでしまう気がしたので、その意を翻しました。

私がこのバンドを好む第一の理由。それは、曲のメロディーがよいという点。キャッチーな、と形容してしまうとなんですが、ボーカル・ギターのTakuma氏による、明確な輪郭を持つ印象的なメロディーは繰り返し聞いても飽きません。


ふたつめ。ライブが熱い。こんなに引き付けられるライブ映像ははじめてです。実戦で鍛え上げられたバンドの演奏です。全力のパフォーマンスにお客さんたちが完全に気持ちをもっていかれて会場が一体となる様が伝わります。


二つ好きな点があればもうバンドの全てが好きになってしまって、あとはいくつでも好きな点を挙げられるのですが、今日はこの辺にとどめます。

ライブ映像から見てとれるように、ドラゴンアッシュをはじめとして他バンドに熱くリスペクトされているらしい10-Feet。彼らは今後の音楽界を支えていく存在になるのではないでしょうか?最近その存在を知ったばかりの僕が、そう本気で思っています。