Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

メダカ飼育

船橋西武に隣接したペットショップで褐色の在来種クロメダカを昨夏10匹購入し、直後に1匹、だいぶ時を経てから1匹がお亡くなりになりました。
知人が2匹、ヒメダカの稚魚あるいは幼魚を贈与してくれたのは昨秋だったかそれとも年初か。寒い季節の休日、午後に受け取るために西武鉄道に揺られて東京の西部に行ったことは鮮明に記憶しています。
駅前のベーカリー・カフェでパンをパクつき珈琲をすすり、互いの近況報告、激励などをし合って別れたのです。
いただいた2匹はいまも小柄ですが、活発で、褐色の姿をした元からの住民ならぬ住魚たちよりも警戒心が弱いのか、私が水面〜Mi.Na.Mo.〜から覗き込んでも水草赤玉土、流木の陰に逃げ込み身を寄せることが少なかったのです、が、最近は一目散に逃げ隠れてしまうようになりました。
飼育環境は下記Webサイトの写真とほぼ同じで、1ケースに10匹前後居住。
ケースはベランダに出してあります。
http://www.cc9.ne.jp/~ramumei/medakasiiku.htm
文章を引用させていただくと

75cmの衣装ケースで飼育しています
赤玉土を5cmくらい入れています
水深は、20cmくらいです
エアーストーンで水を循環しています
PHを保つためにカキ殻を入れています
脱臭効果など水のきれいさを保つために竹炭を入れています
水は減った分だけを足すのみで交換はいっさいしていません
産卵するので池で採ってきたオオカナダモを入れています

ということですが、私の場合、

  • プラスティックのケースがやや小さいサイズで、
  • 赤玉土は2cm前後の厚さになるように水底に敷いており、
  • 水深は5〜10cmで
  • 水の循環は一切なく、
  • 竹炭やカキ殻などは入れておらず、
  • 水草を2種入れ*1
  • ホームセンター*2で購入した流木*3も入れてあります。

さて、冬を耐えて偲んで春を迎え、恋の季節が始まったのは4月の頭くらい。
畳にうつ伏せになり頭だけをベランダに突き出すような姿勢で静止し、その体勢を保って住民ならぬ住魚たちを驚かせないように静物化して行なう休日の日中の観察時、腹部に卵を付着させた褐色の成魚が数匹いることを確認できました。
その後、水草や流木に卵をなすりつけたようです。
昨年12月、水面付近におぼつかない泳ぎ方の黒い2mm程度の稚魚をみとめたことがありましたが、1ヵ月程を経た頃から姿を消してしまいました。見つけた時は「いつのまに産卵を?孵化を?」と驚きと喜びが、見失った時は悲しみが、
去来しました。この胸に。
現在は卵が付着している水草や流木を、成魚に食されないように100円ショップ・ダイソーで購入した青いプラスティック製のバケツにたっぷり入れた水の中に入れており、孵化した後に稚魚の餌になるのかもしれないミジンコが自然発生していることも確認しています。
ゴールデン・ウィーク明けには孵化するでしょうか。
少しずつその量を増している楽しみと不安が、胸を満たし始めています。



<追記>
どうやらメダカの卵ではないようです!
なぜなら流木に付着している卵は1個1個ばらけておらず、カエルの卵のように透明のゼリー状のものに包まれているのですが、メダカの卵は1個ずつ単体で存在している、ゆえに、何かおかしいと思いつつも、
メダカの卵だろう、これは!他に考えられないじゃないか。
と思い込んでいました。しかし
http://www003.upp.so-net.ne.jp/sukina-hana/medaka.htm
に掲載されている貝の卵に酷似しているので、共棲/同棲している貝の卵である可能性が非常に高いと今は思っています。
そう、貝も一緒に飼っているのです。
知らぬ間に増えたり知らぬ間にお亡くなりになったりする貝。
最近よく行為に及んでいます。
メダカの卵ではないだろう、そう思うことは残念でなりません。
しかし流木に付着したゼリー状のもの、球状の卵を内包した透明のそれは貝の卵であったとしても、水草には少しですがメダカの卵らしきものを以前確認しています。
最近は水草自体がバケツの中で見えづらい位置にあるため卵の存在を確認できていませんけどね!
全世界でも数少ないであろう当サイトの読者諸氏、その中でも我がメダカの飼育状況、生活報告を待望する人は極めてゼロに近いと思われますが、たった一人のためにでも続報をお届けしたいと思います。

*1:どんどん成長し増殖し水中を支配する水草よ!

*2:オリンピック。ただし先日スーパーマーケットに業態転換し、客数は倍増どころか5倍くらいになっていました。

*3:タイかどこか東南アジアで採れた流木。