3か月半前の9月1日の記事
http://d.hatena.ne.jp/mussel/20170901/1504274143
に、今年(西暦2017年)読んだ小説を記しましたが、
3カ月半を経て、数作がリストに追加されたので、更新します。
近年ほとんど小説を読まずに時を過ごしてきた小生こと福田十二指腸は今年は(一昨年=2015年、昨年=2016年に映画を多数見たのですが、今年=2017年は映画をほとんど見ておらず、その代わりに)たくさん小説を読んでいます。
今年、本日=12月16日までに読んだ小説を以下に記します。
- 夏子の冒険 (三島由紀夫)
- 想像ラジオ (いとうせいこう)
- カツラ美容室別室 (山崎ナオコーラ)
- 論理と感情は相反しない (山崎ナオコーラ)
- タンノイのエジンバラ (長嶋有)
- 騎士団長殺し (村上春樹)
- か「」く「」し「」ご「」と「 (住野よる)
- 夜のピクニック (恩田陸)
- 69 sixty nine (村上龍)
- きりこについて (西加奈子)
- 東京奇譚集 (村上春樹)
- ここは退屈迎えに来て (山内マリコ)
- ハーモニー (伊藤計劃)
- 阪急電車 (有川浩)
- 不思議の国の男子 (羽田圭介)
- MAZE[メイズ] (恩田陸)
- 教団X (中村文則)
- 海辺のカフカ (村上春樹)
- 長い終わりが始まる (山崎ナオコーラ)
- 岩盤浴にて (綿矢りさ)
- fishy (金原ひとみ)
- 僕は小説が書けない (中村航、中田永一)
- 満願 (米澤穂信)
- 四畳半神話大系 (森見登美彦)
- 神の子どもたちはみな踊る (村上春樹)
単行本、文庫本の場合は、その書名を、雑誌掲載作品の場合は作品名を記しています。
例えば、
は、雑誌「小説トリッパー2017年夏号」収録の短編です。
一方、
は、短編集で、これらは1冊の中に複数の短編が収められています。
そのため、上のリストには25のタイトルが記されていますが、その単位はまちまちです。アシカ・ラ・ズー!
なお、村上春樹氏の新作「騎士団長殺し」は面白くありませんでしたが、氏の短編集「東京奇譚集」はとてつもなく面白い作品集でした。「神の子どもたちはみな踊る」も面白く、中でも「かえるくん、東京を救う」は大変な傑作です。また、長編ですが、発売直後に読んでから15年ぶりに再読した「海辺のカフカ」も実に面白かったですよ。
なお、現在読み進めている作品は主に2つあり、
です。後者は数日のうちに読み終えますが、講談社現在文庫で3冊からなる前者は、今まだ1冊目の半ばであり、年内に読み終える可能性はゼロだと断言できます。