Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

メダカ飼育についての記述(3)

さて、
http://d.hatena.ne.jp/mussel/20090430/1241057559
http://d.hatena.ne.jp/mussel/20090506/1241584600
に続き今日も飼育しているメダカそのものについて、あるいは
メダカの飼育について語るように書きますよ、さぁ書きましょう書きましょう!

日常、いわゆる平日はベランダのメダカ飼育容器を水面*1の上から覗き込むことを許された時間は朝と夜。
日中に観察することは許されないのです。
休日の今日は日中家におり、しかも The sky is blue、眩しすぎる太陽がはるか上空から我が家の小さなベランダの小さな水面*2を射して砕け散るため水中(それは苦しい)がやや覗きづらいという難点はあったものの、それは難点と呼ぶには軽度のもので、観察に支障はなく、むしろ光量十分で観察しやすいくらいでした。
で、至福の時間を過ごしていたわけですが、前回(か前々回)のメダカ飼育記事に記したように、

  • 台所の流しに置く洗い物用のプラスティック容器・・・親魚と貝と水草と水と赤玉土、蚊の幼虫など
  • プラスティックのバケツ・・・貝の卵らしきものが付着した流木、メダカの卵が付着した水草、水、大量発生したミジンコ

の2種の容器が観察対象的小世界*3の全てなので、前者の容器には餌をパラパラと投入し、静止状態でメダカを驚かさぬようにして餌を食べるかわいらしい姿などを眺めていると、水深の深い後者の容器=バケツの水面*4付近に以前にも見かけたのと同じような形状、体長の稚魚が2匹いるではありませんか!
おめでとう!誕生、おめでとう!
しばらく感激に浸って、たどたどしく泳ぐ稚魚の姿を見ていると、前者の親魚の住まいの方にも1匹の稚魚を発見!
放置しておくと大人たちに追い回され餌食にされる恐れがあるため、掬い取って稚魚用バケツに移し替えました。
現在バケツには稚魚が3匹います。
また、大人たちの住まいには水草が入っているのですが、藻が繁茂していて、貝もそれを食べている節はないし撤去すっか!と思い、指で摘みあげて見てみるとメダカの卵が付着しているではないですか。
藻は非常に細い糸状のものが絡み合ってネットのようになっており、産卵場所になっているようなのです。
そこで撤去は撤回して、藻を指で摘みあげては慎重にメダカの卵を指で取り外すかあるいは藻に付着したままで稚魚の住まいであるバケツに移すという作業に取り掛かりました。15〜20個程の卵を大人たちの住まいから稚魚の住まいに移管しました。孵化が楽しみです。実に楽しみです!メダカは簡単に増やせるなどと言いますが、未体験の私にとってはドキドキです。
現在の稚魚3匹が無事大人になってくれるかどうか。ドキドキです。

さて、大人たちの住まいを観察していると、貝がねっとりと体を絡ませ交配をしていました。藻や水草には生まれて間もない超小型の貝の姿をみとめることができるので、魚も貝も新しい命の誕生シーズンなんですね、春。それを実感しました。現在、贈呈していただいたヒメダカ2匹を含み、計9匹ほどいるメダカの中にはお腹に卵を何個もぶら下げたメスもいます。時々赤玉土になのか水底付近にある藻になのか腹部をすりつけて卵を体から外そうともしているようです。
また、今日も蚊の羽化シーンに立ち会いました。気付いた時に既に脱皮開始後で、水面*5に立って羽を乾かし始めていましたよ。

そんな素敵な5月の土曜日、薫風が肌に涼しい昼のベランダ、メダカと戯れる私でした。

<追記>
上の記述の翌日、5月10日の日曜日、快晴、絶好のメダカ日和、卵を移管した稚魚たちの住まいであるバケツofプラスティックではミジンコその他のマイクロ生物達が自然発生し光線を浴びた水草光合成をし二酸化炭素を吸収し酸素を気孔から気泡として放出する様を観察できるのですが、さて、3匹の稚魚たち。
基本的に水面*6付近の浅い場所にいることが多い稚魚ですが、太陽光の反射で目がくらみ、また水中に繁茂する水草はさながらジャングルの様相であり、水面を通しそれら水草や藻、それに流木が見えるため、体長5mm前後の稚魚を発見するのも一苦労。動作はさほど機敏ではないので一度発見すればその場所を瞬時に離れることはないため全3匹の確認も容易なのですが・・・・さて、今日も絶好の日和、畳にうつ伏せになり頭部百貨店のみをベランダ空間に突き出してバケツを眺めていると、稚魚が1、2、3、4・・・4匹!4匹目発見!
そしてしばらく観察しているとあれ?5匹いる!あ、6匹だ!と、昨日発見できなかったのかそれとも新たに卵から孵化したのかは定かではありませんが現時点(10日の午後2時過ぎ)で計8匹の稚魚を確認済。黒っぽいもの、白みがかった薄い灰色のもの。まだ孵化していない卵が10以上はバケツ内の藻に付着しているので、水温が上昇するこの季節、稚魚が沢山生まれ、元気に育ってくれることを願うばかりです。
やっぱ、Me.Da.Ka.Da.Yo.Ne!

<再追記>
5月10日午後3時過ぎの時点で9匹の稚魚を確認!
水面*7付近には油膜・・・餌の類はやっていないので、これは水草や流木、あるいは藻から分泌されているのか、はたまた微生物の死骸から流出したものなのか?!その油膜のせいか、水面*8付近に気泡of酸素が、光合成により水中の水草や藻から発生したオーツーが直径1mm前後の球体のままで存在しているんだ!大量に!!

*1:Mi.Na.Mo.

*2:Mi.Na.Mo.

*3:Water World

*4:Mi.Na.Mo.

*5:Mi.Na.Mo.

*6:Mi.Na.Mo.

*7:mi.na.mo.

*8:ミナーモ