Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

(1)リコーダー、その奥深い世界 (2)スピッツとエレカシ

(1)リコーダー、その奥深い世界
昨日、最寄りの楽器店*1に行き、管楽器がディスプレイされている売場に直行したものの、リコーダーは見当たらず。
そんなリコーダーですが、我々キン肉マン世代にとってはドラクエことドラゴンクエストの音楽はゲーム音楽でありながら人生賛歌(歌ではないけれど歌のように感じるのはこれいかに)でもありまして、そんなドラクエサウンドをリコーダーで華麗にplayする様子(not動画but音声)をご紹介いたし魔性(ネロ)。

13分超に渡る大作です。
ご自身が吹いたサウンドを重ね合わせた多重録音、マルチトラックレコーディング。
『 【全部俺の笛】リコーダー多重録音で DQ シリーズ の曲を色々つなげt(ry 』と題されたこの作品。
エクエクエクエク、エクセレント!!!!!!!!!!!!


(2)スピッツエレカシ
音楽の話題を強引に繋げてみますれば、
昨夜iTunesStoreで購入したのは

ハチミツ

ハチミツ

という、スピッツの2枚のアルバム。
最早音楽ファイルでの購入ゆえ、「枚」という単位は相応しくないのですが、CD全盛となってレコードを1枚も販売していなくてもレコード屋を名乗る店が少なくともゼロ年代初頭までは多くあったように、今はまだiTunesでアルバム単位で買う場合は枚数で数えたい気持ちです。
スピッツが16年ぶりだかにワンマン野外ライブを横浜でやったというニュースをウェブで読んだ直後に2枚購入しました。
「ハチミツ」と「インディゴ地平線」。

そんなスピッツ草野マサムネ氏は繊細なハートの主で、東日本大震災の後に被災の様子をニュース映像などで見ているうちに不調になってしまったと記憶しています。
そのマサムネ氏がRocking on Japan か何か、ロキノン系雑誌で90年代半ばにエレカシ宮本氏と対談、
ミスチルが売れてくれたから俺達もこうしてやってられる」
といった主旨のことを2者が語らっていたのを覚えています。

・・・・と書いて、これは必ずしも良いことではないと思うのですが、すかさず別のウインドウで検索*2してしまいました。マシータ。

以下、「マ」はスピッツ草野マサムネ氏、「宮」はエレファントカシマシ宮本浩次氏。

マ 正直言うとエレカシオリコンとかに入ってくる時代っていうのを俺は予測してなかった──ファンとしてなんですけど。なんか時代って凄い簡単に変わっちゃうんだなあと思って。だから300万枚とか売れてもおかしくないと思いますけどね

宮 ただ、まずミスター・チルドレンがいて、でスピッツがやっぱり、相当いい曲があるんだっていうことを──その2バンドに関しては、凄い正当にバンドやっているものがいいっていうこと──だから僕たちがやりやすくなったっていうのは実はあります

マ ミスチルが切り開いてくれたっていうのは大きいですよね

引用させていただいた、出所はこちらです。
http://www.medianetjapan.com/2/20/music_audio/bavarois/report/magazine/1997_0/bridge9802.html

1998年の2月号、bridgeだそうです*3

この後、こんなことを書くと怒られそうですがエレカシは迷走してしまい、ミスチルのプロデューサーとして名を馳せていた小林武史氏のプロデュース作品を出したりもしていたように記憶しています。

さて、先程私はミスチルのワンマン野外ライブの記事をウェブで読んですかさずウェブで彼らの音楽を、正確には当時聴いていた彼らの音楽を購入した、ということを書きましたが、同じ日に同じ情報サイトで、エレカシがミヤジ(宮本浩次氏の愛称)の聴覚の患いからの復活をバンドがずっと続けていた日比谷野外音楽堂でのライブにて果たしたという嬉しい記事も読みました。

私の古くからの友人であり今ではむしろ私の妻と仲良しになった人物がおりますが、彼女は大のエレカシ好き、エレカシから大きなパワーを得て悩みながらも前を向いたり気分を変えたりしている、という、これは非常に勝手な見方かもしれないのだけれど、そうした印象の人で、上記復活のニュースを知って真っ先にその旧友を思い出したのでした。
その後、妻から、彼女がそのライヴに行ったことを聞き、うれしく思った次第です。

草野氏、宮本氏、それから、例えば同年代であり上記私が引用させていただいたbridge記事にも登場したバンド、ミスチルの桜井氏も脳の病で倒れたことがありましたね。
私も昨年末に左目の手術(4時間半に渡る大変な手術)をしており、また、肉親、親戚の少なくない人たちが手術をしたり簡単ではない病をわずらったりする中で、健康の大切さを身にしみて感じています。

BTW、先週でしたか、私が「最も好きなソングofミスチル」として、「one two three」を紹介いたしました。
http://d.hatena.ne.jp/mussel/20130907/1378534431
実に素晴らしい曲です。
発売当時、「蘇生」以上に気に入ってヘヴィ・ローテーションしていました。
なお、ここ数日、ヘヴィ・ローテしているのは、Princeの「Screwdriver」です。
数日間で27回ほど聴きました。
それに次ぐのはおそらくドラマ「あまちゃん」関連の曲です。

最後に、エレファントカシマシあまちゃんを無理に結びつけるならば、あまちゃんに登場するミズタクこと水口さん。芸能マネージャー。
彼がかつて組んでいたバンドの名前にエレファントが含まれます。
その名も、「バースデー・オブ・エレファント」。
とはいえ、エレカシとの関連よりも、ミッシェルガン・エレファントと、ザ・バースデーを足して2で割った、と言うべき名前です。

*1:市川ニッケコルトンプラザ3Fの島村楽器

*2:草野マサムネ 宮本 対談 で検索

*3:JAPANから派生した雑誌で、当初は季刊渋谷陽一と謳っていて、写真も自分で撮影しているんだ!とかなり編集後記で強調していた、そんな手作り感溢れる雑誌でした。元は、JAPANから、渋谷氏お気に入りのおっさんミュージシャン=だいたいover30を引っこ抜いて登場させよう、といった魂胆だったんじゃないでしょうかね、bridgeは。初期は大貫妙子さんやユーミン、チャボ、CS石井といった面々の連載もありました。確か。