Mussel Docking World

発汗、発光の末、発酵!をモットーに、音楽的な活動をする二人組、Mussel Docking (マッスル・ドッキング)のブログです。

小出祐介氏(タマフルにおける)=新庄剛志

昔見たあまり面白くない映画の主題歌として認知していた程度の Base Ball Bear
ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフルで変な特集を自分のバンドの新作の紹介に力を注ぐこともせずに全力投球で取り組む小出祐介氏(ナンバーガール特集は大ホームラン=名作、Boys Be 特集は派手な空振り=珍作。ということはタマフルにおいては小出氏は貢献度の大きいヒットを放つ一方で、単なる凡退ではなく記憶に残る珍プレーをも残している点で、新庄剛志氏、あるいは新庄“雨”剛志氏のようでもあるわけですね。TSUYOSHIこと西岡剛氏ではなく)が率いる4人組(男性3人、女性1人という構成は SEKAI NO OWARI と同じ。ピエロは男性)のバンド。
そんな Base Ball Bear に今年後半はまったといっても過言でない程度に没入しました。
昨日のタマフルで、ゲストのスーパースケベタイム氏を相手に宇多丸氏が「Base Ball Bear の『C2』と、星野源氏の『Yellow Dancer』は・・・」と、既に小生が購入済みの『Yellow Dancer』について語る下りで触れた Base Ball Bear 最新アルバム『C2』は、数時間前に購入しました。
小生は2014年発売の前作『二十九歳』をレンタルして聴いてびっくりしたのですが(それについては過去の記事に書いております)、ナタリーのインタヴューなどによれば敢えての自分語りを徹底したそうなのです(小出氏談)。今回の『C2』についてはこれから聴き込みます。
このバンドには初期B'z感を色濃く感じます。ギターのカッティングなどに。
ところで、岡村靖幸氏と小出氏が組んで歌った「愛はおしゃれじゃない」は素晴らしいのですが、そのカップリング曲「ラブビデオ」(notエロビデオ a.k.a 江口ヒデオ=演じたのは星野源 in 『11人もいる!』)は更に輪をかけて素晴らしい作品です。初期吉川晃司感も満載で、しかし完璧な岡村靖幸的世界が小出氏の完璧な岡村靖幸解釈(文字通り過不足なき解釈と言えましょう)によって成立しているのには驚愕。

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  • 「ここのところ「りすん」(諏訪哲史氏)している音楽」(20151115)

http://d.hatena.ne.jp/mussel/20151115/1447600797